5.資金計画に保険のお話

5.資金計画に保険のお話

家づくりで資金計画を進める中でやってほしいこと、それは「保険、特に生命保険の見直し」です。
その理由はというと、住宅ローンを借りると入る保険があります。それが、「団体信用生命保険」。
いわゆる「団信」です。
この団信は、住宅ローンを組んだ人がもし亡くなるようなことがあれば、その保険金で住宅ローンが完済される、という保険です。さらに、その費用は金融機関が負担するので、お客様の負担はゼロ。つまり、手厚い保障が自動的に付く、ということになります。

なので、お家を建てる、住宅ローンを組む機会に改めて現在入っている生命保険を見直してみてください。
団信に入ることで、生命保険が一つ増えます。その保険があることで、万が一のときに住宅ローンがなくなるので、お家にかかるお金がゼロになります。
そのことを踏まえて保険を見直してみることで、無駄な保険を整理する。
もし、保障の手厚さは維持したままで月々に必要な保険料が1~2万円少なくできれば、固定資産税やお家の修繕費用の積み立てに回せます。
なので、大変かと思いますが、資金計画を立てるときには一緒に保険の見直しも行ってみてください。

ここまで、資金計画、住宅ローンについてお話してきましたが、住宅ローンはこれらのことを踏まえた上で選ぶようにしていただくといいと思います。
そして、その借入金額と無理のない自己資金を加算した合計金額が、あなたにとっての家づくりの全体予算となります。

『家づくりはじめの一歩』

1.まず、ここから始めよう
2.なぜ、家づくりは資金計画から始めるのか
3.資金計画で失敗しないための3つのポイント
4.資金計画はこう考えよう
5.資金計画に保険のお話
6.土地探しで注意すること