【ベタ基礎一体打ち工法】M様邸、コンクリート打ちを行いました。

新城市大野のM様邸、本日基礎のコンクリート打ちを行いました。
鈴木工務店の基礎は『ベタ基礎一体打ち工法』。
基礎のベース(底盤)部分と立ち上がり部分とのコンクリートを一度に打つことで、打ち継ぎをなくす施工法です。2009年頃から、この一体打ちを行っています。

施工の違いは?

一体打ち専用の鋼製型枠です。
従来型の二度打ちですと、ベースのコンクリートを打設して、それがしっかり固まってから立ち上がりの型枠を立てます。ですが、一体打ちの場合には専用の金物を使って立ち上がり用の型枠を宙に浮かせて立てています。

コンクリートの打設手順も変わります。
一体打ちの場合は、立ち上がりの下 → 立ち上がり → ベースの順で打設します。写真左は、立ち上がりまで打設した状態、写真右は、ベースを打設している最中です。

一体打ちで何が変わるの?

一体打ちにすることで、冒頭に書いたようにベースと立ち上がりの打ち継ぎ部分がなくなります。
それにより、
1.地震に対する耐力が上がる。
2.白アリや雨水の侵入を防げる。
3.打ち継ぎがないので基礎外周面の仕上がりがキレイ。

という特長があります。
くわしくは、こちらの動画をご覧ください!

家づくりをお考えのみなさん、耐震性能や断熱性能にこだわるのと同じように、基礎にもこだわって検討してみてください。

~おまけ~
今回のM様邸は、敷地いっぱいにお家が建ちます。
そのため、コンクリート打ちはご近所のみなさんにご協力いただき、道路上にポンプ車と生コン車を設置して打設しました。
近隣のみなさん、ありがとうございました!

この記事を書いた人

鈴木工務店鈴木太