こんにちは!
新城、豊川で大工さんとつくる新築注文住宅、鈴木工務店の鈴木 太です。
先日、新城市大宮のN様邸のお引渡しをしました。すでに、N様はお引越しをして、新しい暮らしがスタートしています。
このN様邸は、これまでと2つの点で大きく標準仕様を変えたお家でした。
その2点というのが、
1.筋交いではなく面材で構造を支える
2.吹付け断熱ではなく、高性能グラスウールを入れる
という点です。
家づくりの考え方は日々、進化をしています。そして、当社も様々な仕事をさせていただく中で、これまでとは違う家づくりの考え方に出会い、この仕様変更になりました。
鈴木工務店のつくるお家は、昔ながらの木造在来軸組工法です。柱と梁とを組み合わせ、そこに筋交いの入った耐力壁を設けて構造を支えます。この軸組工法で、耐震等級3を取得して建ててきました。
ですが、新たな仕様ではこの筋交いの代わりに外部、内部に耐力面材を施工して構造を支えます。そして、これまで同様に耐震等級3を取得しています。
どちらの工法でも耐震等級3を取得しますので、地震に対しては強いお家です。ですが、今回の変更でネバリのあるより強いお家になりました。
そして、断熱仕様の変更です。
これまでは、屋根直下、壁に吹付け断熱を施工してきました。その理由として、断熱性能が高いことと、筋交いがあっても細部までしっかりと断熱材が施工できるからです。
ですが、
高性能グラスウールには吹付け断熱よりも断熱性能が高いものが多くあること
耐力面材を採用することで筋交いがなくなり、グラスウールが施工しやすくなったこと
の2点から断熱材の仕様も変更をしました。
N様邸の実際の工事の様子はこちらからご覧ください → N様邸現場レポート
構造と断熱材。
お家の重要な性能に関わる部分の仕様変更を快くお受けいただいたN様には改めて感謝しています。
新仕様での家づくりも無事に完了しました。引き続き、この新たな仕様にて地域のみなさんの家づくりをさせていただきます。