こんにちは!
新城、豊川で大工さんとつくる新築注文住宅、鈴木工務店の鈴木 太です。
この鈴木工務店のホームページを見ていると、「日柄」とか「日がいい」「日が悪い」という言葉がよく出てきます。
今日は、そんなお日柄のお話。
そもそも、みなさんは「日がいい」「日が悪い」というのは気にされますか?
「日柄なんて気にしないよ」と思っていても、周りから言われると気になってしまうものです。また、日の悪い日に上棟や家移りをして、何かご家族にケガや病気、その他悪いことが起きた時に「あの時、日をちゃんと見なかったからだ」ってなりたくないですよね。ですので、鈴木工務店では、ご契約や地鎮祭、上棟工事などは、きちんと日柄を見てスケジュールを決めさせていただいています。
一般的なのは、カレンダーなどにもよく書かれている「六曜」ですね。「大安」「先勝」「先負」「友引」「赤口」「仏滅」の6つです。
「大安」は、吉日。何をするにも良い日。
「先勝」は、午前中が吉日で午後は凶。
「先負」は、先勝の反対。午前中が凶で午後が吉日。
「友引」は、どちらでもない日。引き分けな日。正午だけ凶という見方もあります。
「赤口」は、正午だけが吉。あとは凶。
「仏滅」は、凶の日。何をするにも悪い日。
これが、六曜ですね。
今日のブログタイトル「大安でも悪い日」とあるように、お日柄はこれだけではないんです。
メジャーなものですと、「三りんぼう」でしょうか。漢字では「三隣亡」と書きます。建築関係の凶日で、この日に着工や上棟、移転などをすると、三軒隣まで焼き亡ぼすという意味が込められています。他には、「不成就日」。読んで字のごとく、何事も成就しない、願いが叶わない、という日です。
この三りんぼうや不成就日は、大安であっても関係なく悪い日です。でも、日柄はこれだけではないんです。細かく見ると、キリがないぐらい。
そこで、鈴木工務店では、「高島歴」という暦を参考にして、「六曜」の他に「十二直」と「二十八宿」という吉凶を見ながら地鎮祭や上棟の日を決定しています。
これ、Amazonにも売っているんです。気になる方は、ご覧ください。
簡単に「十二直」や「二十八宿」をご紹介しますとこんな感じです。
「六曜」「十二直」「二十八宿」の3つを見て日柄のいい日を上げて、そこにお客様の仕事の都合などを合わせて、様々なスケジュールを決めていきます。
お客様のことを思うと、少しでも日のいい日を選んでさしあげたい、でも現場のスケジュールもある。いつも、カレンダーと暦を見ながら、悩みながら決めています。
普段の生活の中では、ここまで日柄を気にすることはないと思いますが、日柄には色々なものがあるんですよ、ということを今日はご紹介しました。