【くむんだー振り返り】2024年は13回実施しました。

2024年の1月からスタートした、木育活動「木のジャングルジム『くむんだー』」。
多くの方にご興味をもっていただき、初年度1年間で13回のワークショップを実施することができました。お声掛けいただいたみなさん、ありがとうございました!

2024年の開催実績は、以下の通りです。

  • 第1回 2024年1月16日
    新城市 長篠こども園 年長児12人 7×7×5段
  • 第2回 2024年2月16日
    新城市 鳳来こども園 全園児9人+保護者 6×6×5段
  • 第3回 2024年2月20日
    新城市 舟着こども園 全園児11人+保護者 6×6×5段
  • 第4回 2024年3月5日
    新城市 作手小学校 2年生13人 7×7×6段
  • 第5回 2024年3月12日
    新城市 八名こども園 年長児32人 8×8×5段
  • 第6回 2024年4月3日
    新城市 児童館たんぽぽ 2年生~5年生20人 7×7×5段
  • 第7回 2024年6月12日
    新城市 千郷小学校 1年生~4年生16人 7×7×5段
  • 第8回 2024年6月26日
    新城市 作手小学校 1・2年生22人 7×7×6段
  • 第9回 2024年7月12日
    新城市 作手小学校 4・5年生25人 7×7×6段
  • 第10回 2024年11月2日
    新城市 共育講座 1・2年生11人 7×7×5段
  • 第11回 2024年12月7日
    新城市 お仕事体験フェス 1~6年生 3回開催
  • 第12回 2024年12月20日
    豊川市 菊保育園 年長児14人 7×7×5段
  • 第13回 2024年12月23日}
    新城市 鳳来中部地区「ともらく広場」 1~6年生35人 8×8×6段

小規模園サイズから大規模サイズまで

くむんだーは、参加してくれる子どもの年齢や人数によってその大きさを変えることができます。
上の開催実績に記載しています「6×6×5段」や「7×7×6段」というのが、その時につくったジャングルジムの大きさです。
「6×6」というのは、「タテ方向に柱が6本×ヨコ方向に柱が6本」という意味です。

基本の形が、「7×7×5段」ですが、様々な園や小学校からお声がけいただく中で、「6×6×5段」から「8×8×6段」までバリエーションを増やすことができました。これも、多くの方にご興味を持っていただいたおかげです。

ちなみに、「6×6×5段」はこども園での少人数サイズ、一番大きい「8×8×6段」は30人規模の小学校サイズです。

自分たちで考える「高学年バージョン」の実施

くむんだーの組み立ての時には、どの柱を持ってくるか?、貫をどこに指すか?などつくる工程ごとに、声をかけて子どもたちに組み立てを進めてもらいます。

ですが、くむんだーの組み立てには一定のルールがあります。
“小学校の高学年なら、そのルールを理解して自分たちで組み立てられるのではないだろうか?その方が、子どもたちも楽しいのではないだろうか?”
ということで、「高学年バージョン」を考え、作手小学校の4・5年生対象で実施をさせてもらいました。

「高学年バージョン」では、はじめに「組み立て手順」と「そのルール」を説明し、子どもたちだけで考えながら組み立てをしてもらいました。

組み立てる時には、子どもたち同士で相談をしたり、写真のように説明書を見て考えたり、という様子も見られて、子どもたちだけで組み立てることができました。
その真剣な姿、いつもとは違う様子に、先生たちにもご好評をいただくことができました。

豊川市での初開催

12月には、豊川市御津町の菊保育園さんで実施させていただきました。
以前に、お家を建てさせていただいたお客様からご縁をつないでいただきました。
いずれは豊川市でも実施したい、との想いは当初からありましたが、1年目に実現することができ、そのご縁に感謝するばかりです。
菊保育園での様子は、東日新聞さんに取材、記事掲載していただきました。

これからも、子どもたちの成長のために

2024年の1年間でたくさんの子どもたちの笑顔に出会えるとともに、先生方や保護者のみなさんから「貴重な経験をさせてもらえた」、「いつもと違う子どもたちの様子が新鮮だった」というお声をいただきました。

おかげさまで、この1月と2月にもくむんだーの実施を予定させていただいております。
家づくりの現場作業の都合もありますので、いつでも、どこへでも、というわけにはいきませんが、2025年もお声がけいただいた際には、可能な限りお伺いしたいと思います。

多くの子どもたちに「くむんだー」を体験してもらい、木に触れることで子どもたちの心が育み、ものづくりの楽しさを知り、友だちとの協調性が深まる、そんな機会になればと思っています。

この記事を書いた人

鈴木工務店鈴木太