「初めまして」のご契約。

こんにちは!

新城、豊川で大工さんとつくる新築注文住宅、鈴木工務店の鈴木 太です。

先日、お引渡しをさせていただいた豊橋市向山町のK様邸。先週の日曜日には無事にお引越しも済んだそうです。

K様邸の家づくりは、オンラインミーティングを活用して展開されてきました。K様の家づくりがどのように進められてきたか、そして現在の鈴木工務店のオンラインミーティングの活用状況を今日のブログではご紹介します。

千葉からの資料請求、オンラインによる打合せ

はじまりは、昨年21年の5月。

Webサイトより資料請求・ご相談をいただいたことがきっかけでした。その際のメールには、

「現在は、千葉県在住で、Uターンを考えており、豊橋市内に所有する土地に新築、戸建てを検討しておりますが、
高気密、高断熱、全館空調、第1種換気、許容応力度計算による耐震等級3など、御社では可能でしょうか?」

との一文が添えられておりました。K様のご要望は鈴木工務店の標準仕様や施工経験のあるものでしたので、その旨とともに資料をお送りさせていただきました。そして、6月にはK様は千葉のご自宅から、設計士は豊橋市の事務所から、私は新城市の会社からと3者でのオンラインによる打合せがスタート。

プランづくりだけでなく、お見積りについてもオンライン上にてご提案、打合せを行いました。

秋頃には、K様は豊橋市にお引越しされましたが、オンラインの方が都合が付きやすいので打合せはそのままオンラインで行われました。豊橋市と新城市との間は、車で1時間前後。往復では2時間を要します。オンラインですと、その時間が省略できますので、お互いに打合せの時間が確保できやすく、オンラインでの打合せを継続しました。

「初めまして」でご契約

プランと資金計画が概ね合意に達したのでご契約です。

ご契約はオフラインで、ということでK様に当社までお越しいただきました。オンラインでは何度も顔を合わせていますが、実際にお会いするのは初めてなのでお互いに「初めまして。」と。ご契約の日に「初めまして。」とご挨拶したのは、今回が初めてでした。

それでも、オンライン上で打合せを重ねていましたので、初めましてという感覚が薄かったのも事実ですね。契約書に署名、捺印をいただき、無事にご契約は完了しました。

ご契約が済むと工事に向けての具体的な内容を詰めていきます。そして、ここからはまたオンラインでの打合せとなりました。

工事中は現場で打合せ

現場が始まり、上棟してからは、打合せは現場で行いました。

鈴木工務店の家づくりは、実際にお客様に現場を見ていただくこと、現場を確認しながら打合せすることを大事にしています。そのため、ここはコロナ禍でもオンラインミーティングが確立されていても現場で実際にお会いしての打合せを行いました。

K様にも週末には現場に足を運んで進捗具合を見て、そして大工さんや私との打合せを行って、今月に完成を迎えることができました。

鈴木工務店のオンライン活用

鈴木工務店でも、打合せにオンラインを活用することが増えてきました。コロナ感染対策として、という時もありますが、打合せの効率を上げる点でもオンラインが効果的になっています。

それは、プラン打合せの時です。

これまでは、プラン打合せはお客様と営業担当者と一対一、またはそこに設計士さんも同席して、という方法でした。プランのご要望をお客様からお聞きして、修正の方向性をご相談して打合せは終了。その後、設計士に連絡してプランを修正してもらう、という流れでした。

これが、お客様には鈴木工務店までお越しいただき、設計士さんだけオンラインで参加するという方法をよく行っています。そうしますと、設計士さんは自分のパソコンをつないで打合せに参加できます。そのため、オフライン打合せでは修正プランは後日お客様にお届けしていたことが、オンラインの画面共有を使うことで、リアルタイムでお客様に確認してもらいながら修正することができます。(時には、修正案がすぐに出ずに宿題とさせていただくこともありますが・・・)

これにより、プランづくりの効率は大幅に上がりました。お客様にも目の前で、設計士さんと相談しながら修正が行われるので、喜んでいただいています。

K様邸の家づくりを終えて

K様邸では、オンラインミーティングやメールを活用しての家づくりとなりました。

家づくりは、私ども工務店とお客様との共同作業ですので、人と人との相性も大事ですし、会うことで伝わる想いやつくられる絆もあります。

そのことを十分に理解した上で、オンラインミーティングのメリットも活かし、これからの時代らしい家づくりを行っていきたいと思います。

この記事を書いた人