こども部屋はオープンクローゼットもいいですね

今回見学会を行うM様邸は、こども部屋のクローゼットが建具のないオープンクローゼットになっています。
鈴木工務店では、これまでも数は少ないですが同様の施工事例があります。

今回のブログでは、このオープンクローゼットについてご紹介。
メリットとデメリットは?

メリット

1.見える収納なのでキレイが保てる

扉を閉めて隠さないので、いつも片付けてキレイにしようという意識が芽生えます。そして、物が見えていれば今ある洋服や持ち物が把握できるので、似たようなものをまた買ってしまう、ということも減るかもしれません。

2.物が出し入れしやすい

クローゼット扉を開ける、閉めるという動作がなくなるので、物を出し入れする時がスムーズになります。また、扉があるとその分スペースがいるのでクロゼットの隅にある物の出し入れに扉が邪魔になる時があります。それも解消されて、出し入れ時のストレスが減りますね。

3.通気性がいい

クローゼット内の湿気やカビを気にされる方には、これも利点ですね。扉があるとクローゼット内の空気の流れが少なくなり、カビが出やすくなります。オープンだと、クローゼット内とお部屋と空気が一体なので湿気がこもりにくくなります。

4.コストダウンにつながる

クローゼット扉は、当然その費用がかかります。扉が無くなれば、その分コストダウンすることができます。

デメリット

1.中が見えて片付けないとゴチャゴチャする

中身が見えるので、整理整頓をしないとゴチャゴチャしてしまいます。上手に片付けないと、お部屋がスッキリしません。
収納ボックスを上手に活用するなどして、片付ける必要がありますが、お子さんに片付けの習慣を身に付けるにはいいかもしれませんね。
お友達が来た時には隠したい、という場合にはロールスクリーンやカーテンなどを備え付けておくといいかもしれません。

2.ホコリが付きやすい

収納している物に、ホコリが付いてしまう、ということもあると思います。
ただ、こちらもお子さんが自分で部屋の掃除や換気の習慣を身に付けるいい機会でもありますね。

3.洋服が日焼けしやすい

オープンなので日が良く入るこども部屋だと、洋服などが日に焼けてしまう可能性があります。
こちらも、ロールスクリーンやカーテンを付ける、また普段使わないものは布をかけておく、などの対策で解決できそうです。


いかがでしょうか?
「クローゼットには、扉が付いているものだ」という固定観念を外してみると、また違ったこども部屋の姿が見えてきますね。

今上げたメリットとデメリット(これ以外にもあるかと思いますが)を比較してみて、実際の家づくりの時に参考にしてみてください。

この記事を書いた人

鈴木工務店鈴木太