エコワンソーラーを設置しました!

こんにちは!

新城、豊川で大工さんとつくる新築注文住宅、鈴木工務店の鈴木 太です。

3月のブログでご紹介した「災害対策給湯システム『エコワンソーラー』」。

(ブログはこちら→「ご存じですか?災害対策給湯システム「エコワンソーラー」)

その給湯器と停電対策ユニットが設置されました。

左側2つのシルバーのものが、ガスハイブリット給湯器のエコワンです。

電気のエコキュートとガスのエコジョーズが一体になっている給湯器です。そして、左側にある白いものが非常時の停電対策ユニット(APF)になります。このAPFは蓄電池をイメージしてください。自然災害等による長時間停電時にこのAPFが稼働して、給湯器を動かします。

このAPF。蓄電池をイメージしてください、と言いましたが、蓄電池と大きく違うのは、「お風呂」「トイレ」「冷蔵庫」だけに働く、という点です。

長時間停電時に本当に困るのが、この3点ではないですか?夜でも明るければ安心ですが、懐中電灯やロウソクで代用できます。料理は?卓上コンロなどで代用できます。でも、入浴やシャワー、トイレや冷蔵庫は、なかなか代用できるものはありません。かと言って、我慢するには、精神的にも衛生的にも限界があります。そのため、エコワンソーラー、APFは、お風呂、トイレ、冷蔵庫の3ヶ所に働くそうです。

ちなみに、APFの中身はこんな感じになっており、AGMバッテリーが入っています。(写真は、エコワンソーラー東海さんからいただきました)

なぜ、このエコワンソーラーを鈴木工務店のブログで2回もご紹介しているのか。

それは、非常時の対策として有効だと感じたためです。これまでも、太陽光発電を搭載するお客様から「非常時のために蓄電池も検討したい」というお話をいただくことが、何度かありました。ただ、蓄電池がまだまだコストもかかること、そして蓄電池を充分に稼働させるには太陽光発電もそれなりの容量を搭載する必要があり、その2つでコストが大きくかかってしまう、ということです。

このエコワンソーラーですと、先に書いたようにAPFが働きかけるのは、「お風呂」「トイレ」「冷蔵庫」だけ。

ということは、太陽光発電も少しの搭載量で足りるということです。今回、施工させていただいた岡崎市のN様邸はこれぐらいです。

ちょっと、見にくいですけど、分かりますか?

屋根面のほんの一部分にしか、太陽光パネルが載っていませんよね。実際に、搭載したパネルは6枚だけです。

鈴木工務店として標準採用するには、まだハードルが高いですが、非常時の暮らしの心配をされる方、その心配はあるけど太陽光発電+蓄電池のコストに悩んでいる方には、十分に検討する価値があるシステムだと思います。

今年ももうすぐ夏を迎え、豪雨災害、大型台風を心配する季節がやってきます。

災害は、もちろん無い方がいいです。ただ、もし自然災害の猛威にあった時にどうするか?その選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょう。

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